GSP – 製品のご案内
GSP合同会社は、良好な信号処理能力を持つエレクトロニクス製品を提供することを目的に設立されました。製品をご検討いただけますと幸いです。
放射線計測関連製品
パルス波高分析器は、パルス波高が持つ放射線のエネルギー情報をA/D変換器によりディジタル数値化する機器です。放射線検出器からの信号はプリアンプで増幅された後シェーピングアンプで整形され、パルス波高分析器に入力されます。パルス波高分析器はマルチチャネルアナライザと呼ばれることもあります。
P301は、18ビットA/Dコンバータを1基搭載したパルス波高分析器です。2系統の入力を備えており、異なるシェーピングタイムの入力信号のパルス波高を同時に計測することができます。パルス波高入力から、スペクトルデータ(パルス波高値のヒストグラム)やリストデータ(全イベントのタイムスタンプと波高値データ)を生成することができます。
半導体放射線検出器を使用する場合、検出器と近接した位置に(場合によっては検出器と一体化して)プリアンプが用いられます。これは検出器からの微弱な電荷信号を雑音の影響を極力抑制して増幅するためで、プリアンプとして電荷感応式のチャージアンプが用いられます。
C100シリーズは、初段FET保護回路を内蔵ながら低雑音を実現した、半導体放射線検出器用のチャージアンプ(プリアンプ)です。
本機は温度変化に対してオフセット電圧変化を抑制するための補正回路を内蔵しています。これによりユニポーラ測定時に生じる、温度変化によるオフセット電圧変動を小さくすることが可能です。